
【 5月3日 冨士神社(金桶区)、5月4日 廣瀬神社・度瀬神社(広瀬町区) 】

金蔵獅子は飛騨から越中にかけ各地に伝承されているが、国府町のそれは県の無形民俗文化財に指定され著名である。
国府町に400年ほど前から伝わる金蔵獅子は、豊作を祈る民俗芸能であり、国府を代表する祭礼行事である。
村を乱す悪い獅子を男神 ・金蔵と、女神 ・お亀が懲らしめるという物語を、勇壮活発な独特のお踊りでユニークに表現したもので、地方の特色を受け継ぐ郷土芸能として高い評価を受けている。 |
 |


 |
【 その由来 】 この獅子舞は、古く飛騨の国府があったこの町に、氏神祭典奉納行事として伝わるものでその由来は…..。
(1) 猿田彦命(さるたひこのみこと)と猿女命(さるかめのみこと)とが、天照大神を奉じて伊勢五十鈴川上流に向う途中、猛獣や悪神に遭い成敗しながら進まれたその一縮図であると云われている。
(2) 太古の時代に住民の狩猟を主とした遺風を、神社に奉仕した僧侶が例祭当日に田楽の舞として奉納したものであるとも云われている。
〔物語〕
古老の話によると、ある部落に野獅子が出没し、田畑を荒らすので百姓が困り果て退治の方法をいろいろ考えるが、獰猛な獅子はなんとしても退治できなかった。
そこへ熱気勇敢な金蔵という若者が現れ、その視し退治に向わんとするがその若者に思いを寄せるお亀という純情な乙女(二人は夫婦という説もある)が金蔵に是非手柄を立てさせようと一緒に行きたがるが、金蔵は女の身ではと追い返そうとする。
若者は獅子と戦うがなかなか退治できない。後追ったお亀は竹べら(ササラ)を打ち鳴らすと獅子はその音に惑わされ、その隙に金蔵は無事獅子を討ち取ることが出来た。
その後は農作物は荒らされる事がなく方策が続き、部落は非常に栄えたといわれる。
部落民はこの若い男女の愛の協力によって退治できた事を喜び、金蔵を猿田彦命、お亀を猿女命としてまつり、例祭には幽かな笛と太鼓とすりがねの音に合わせて舞踏家し、五穀豊穣と家内円満を祈念して奉納する獅子舞である。
〔演技〕
獅子が舞っていると、天狗の面をつけた金蔵が短棒(剣の代わり)を持って向かって行き、獅子と戦い進路をさえぎる。獅子の衰えるのを見て背中に乗り移るが、獅子は金蔵を振り落とし逆襲しようとする。一方お亀は、おかめの面をつけ、すりこぎと竹のしゃもじ(ササラ)を打ち鳴らし、獅子の気をそらし金蔵を助けているが、金蔵が振り落とされるのを見て介抱する。金蔵は女は帰れと振り切るが、お亀は何度か倒れる金蔵を一心に介抱する。そのうち獅子も疲れて休むと、体の回復した金蔵は獅子の頭を短棒で打ち倒し、格闘のすえ退治するものである。 |
【 金蔵獅子コース 】
|
国府を代表する祭礼行事の一つであり、県の重要無形文化財でもある「金蔵獅子」を見に来ませんか?
村を荒らす悪い獅子を金蔵(男神)とお亀(女神)が協力して懲らしめると言う物語を、ユニークな所作で軽快な笛 ・太鼓の囃子で舞い踊ります。地方の特色を受け継ぐ郷土芸能として芸術的評価も高く、米国デンバー市やニューヨーク市でのジャパンフェスティバル公演では大変好評を博しました。神社境内での幽玄のひと時をお楽しみください。<外国のお客様には通訳が金蔵獅子について説明いたします。(英語のみ)>
|
≪金蔵獅子コース \8,000(往復タクシー料金のみ)≫

(1)高山(9:30) → 渡瀬神社(例祭 ・鶏頭楽 ・金蔵獅子)(10:00 〜 12:00) → 高山(12:30)
(2)高山(13:00) → 広瀬神社(例祭 ・鶏頭楽 ・金蔵獅子)(13:30 〜 15:30) → 高山(14:00)
|
|